CMS：複数のデータベース・コレクションの接続について

データベース内の各コレクションは独立したエンティティです。しかし、異なるコレクション内のデータを接続して、関連する情報を表示できるようにすることができます。これは、テーブル、ギャラリー、リピータを使用する場合に特に便利です。

異なるコレクションに保存された情報を接続するには、2つのオプションがあります：

参照フィールドを作成すると、別のコレクションへのポインタが作成され、プライマリコレクションの実際の構造でコレクション間の接続が作成されます。この接続により、プライマリコレクション内から、参照されるすべてのコレクション内のすべての情報にアクセスできるようになります。

参照フィールドを持つコレクションにデータセットを接続すると、そのデータセットは自動的に、参照されるすべてのコレクションのすべてのフィールドにアクセスできるようになります。つまり、1 つのデータセットを使用して、接続されているすべてのコレクションのフィールドにページ要素を接続できます。

参照フィールドによってデータセットをフィルタリングすることもできます。説明については以下を参照してください。

データセットをフィルタリングすると、参照フィールドを使わずに、同じデータを持つフィールドを持つコレクション同士の接続を作成することができます。これにより、一方のデータセットがもう一方のデータセットに応答するように設定することができ、最初のデータセットでは、フィールド値が2番目のデータセットの現在のアイテムの同じフィールド値と一致するアイテムだけが表示されます。たとえば動的なアイテムのページでは、 フィルタリングされたデータセットが、 ページに表示されている現在のアイテムにマッチする情報を、 2番目のデータセットからすべて表示します。

覚えておいてほしいのは、この接続はそのページのデータセット間にしか存在しないということです。他のデータセットには何の影響もありません。これらのコレクションのひとつに接続された別のデータセットを追加した場合は、 接続を作成するためにもう一度フィルタリングする必要があります。 

コレクションを一緒に使えるようになれば、ページを作るためのオプションが増えます。いくつかのアイデアを見てみましょう。

例えば、あなたの好きな音楽のデータベースがあり、以下のようなコレクションがあるとする。

Songsデータセットに基づいて作成できるページのアイデアをいくつか紹介します。Artistsコレクションのフィールドをどのように含めることができるかに注意してください。

どちらの場合も、参照フィールドを使うことで、アーティスト・コレクションに保存されている情報（写真や経歴）を、そのコレクションのデータセットを添付することなく取得できることに注意してください。

では、2つ以上のフィルタリングされたデータセットを使ったアイデアを見てみましょう。