2020年12月7日11 分
最終更新:2023年5月14日
こちらの記事はプリントフルよりご寄稿いただきました。
クリエイターの皆さんがオンラインで収益を得る手段はいくつかあります。ネットショップ販売するのもその1つ。
オンデマンド印刷サービスを利用すれば、写真、コミック、イラスト書芸などの自作の作品を無地の商品に印刷してオリジナルグッズを作成することができます。
他のショップでは売っていない独自の商品をネットショップで販売することで、顧客はあなたのショップだけで買えないユニークなオリジナル商品を購入することができ、あなたはクリエイターやアーティストとして商品の対価を受取ることができます。
興味はあるけれども、何からはじめて良いか分からないという方に向けて、オンデマンド印刷サービスの仕組みから、自作デザインをプリントしたオリジナル商品の作り方や世界中にいる顧客に向けて、その商品を販売する方法まで詳しく解説します。
オンデマンド印刷の仕組みを把握する
商品ラインナップを決める
商品向けに自作デザインを調整する
利益を考えて価格を決める
ネットショップを作成する
マーケティング戦略を考える
オンデマンド印刷とは、自分のオリジナル商品を作成し、在庫を持たずにネットショップで販売することができるビジネスモデルを指します。
仕組みとしてはドロップシッピング同じですが、オンデマンド印刷はデザインをカスタマイズできるのが大きな違いです。
オンデマンド印刷サービスの簡単な流れ:あなたがネットショップのオーナーで、、。プリントフルなどのオンデマンド印刷サービスを使用しています。
オンデマンド印刷は注文が入った商品のみを製造するので、大量に生産して在庫を抱える必要がありません。
実際に注文がなければ製造されないので、はじめたばかりで、なかなか注文が入らないという場合も心配はいりません。
さて、あなたがあるネットショップを閲覧していて、特定のデザインが施されているパーカーを気に入ったとします。
このように商品のデザインやラインナップによって、ショップの印象は大きく変わります。
販売する商品ラインを「環境にやさしいアパレル」「マグカップ」「特定の種類に絞ること」「ニッチ市場を切り拓くことができます。
たとえば、ショップのメイン商品がウォールアートで、妖精モチーフのイラストを中心にしたデザインの場合は、保育園・幼稚園・小児科などのスペースに特化したアートショップとして運営することができるでしょう。
オンデマンド印刷でできるニッチな商品には、以下のようなものがあります。
ウォールアート- ポスター、キャンバス、額入りのアートなど
ジュエリー- イヤリング、ネックレス、ブレスレットなど
バッグ ウエストポーチ- ウエストポーチ、トートバッグ、リュックなど
スポーツウェア- レギンス、タンクトップ、パンツなど
そのほか、自分が好きなものなら何でも販売することができますが、しかし、注意すべき点は、商品ラインナップの顧客にとって「意味のあるもの」が揃うことです。
また、商品ページ上に情報があふれないようにカラーバリエーションも厳選しましょう。
「オプションを選ぶことの楽しさ」は、ショッピングの醍醐味の1つですが、ショップ、オーナーとしては顧客心理をうまく突いて攻めなければいけません。
たとえば、オンデマンド印刷で作成したTシャツを販売する場合を考えてみます。 プリントフルでは、オーナーであるクリエイターがそれぞれのデザインに最適な色を選べるように40色以上のTシャツの色が用意されています。
オプションを提供することを怖がる必要はありません。
どんな商品にデザインにこだわるですか?クリエイターのあなたなら、既に商品にしたいデザインが浮かんでいるかもしれませんね!次のステップは、そのデザインを「印刷したときに理想の状態で」見えるように調整することです。
商品の種類によって、デザインをカスタマイズできる範囲は異なります。
商品の種類に関わらず、必ずデザインの入稿データガイドラインを参照して既定に沿った画像データを作成しましょう。カタログから、商品をクリックして「入稿データガイドライン」タブまでスクロールし、ガイドラインを確認して下さい。
ガイドラインに沿って作業することで、商品にデザインを印刷した際に作品の見栄えが鮮明になります。
デザインを施した商品のイメージを確認したい場合は、デザインの配置箇所などを調整できるPrintfulのモックアップ制作ツールが便利です。
たとえば、デザインしたスマホケースを作成する場合、小さな犬をパターンとして何匹も配置するのか、一匹だけのアップにするのかなど、デザインを着せ替えすることで、実際の商品の見え方を確認することができます。
商品の種類ごとに映えるデザインも異なります。相性がいいのは、たとえば以下のような組み合わせです。
総柄 - レギンス、スカート、ワンピースなど全面印刷が可能な商品
線画 - ジュエリー、額入りアート、Tシャツ、帽子など
コラージュ・ブランケット、バッグ、キャンバスなど
写真 - 額入りアートなどのウォールアート
透過背景のビジュアル・スマケースや帽子など
何をつくるかはあなた次第!入稿データガイドラインに留意しつつ、最終的には自分が見て、身に着けたいデザインにするのが一番です。
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ここで、クリエイターとして収益を得るために商品の販売価格をどのように設定するか考えてみましょう。
あなたにとって商品の小売価格を支払う
オンデマンド印刷サービスがショップ(あなた)に、商品のコストとフルフィルメント費用を請求する
この差し引きの金額がショップ(あなたの利益となります。
税金(配送対象の国・地域に応じて異なります)
決済手数料(利用する決済プロバイダーに応じて異なります)
送料(配送先の住所に応じて異なります(配送先の住所に応じて異なります)
商品の価格は自由に設定することができます。
では、商品価格を抑えながら十分な利益を確保するための相場はあるのでしょうか?
Tシャツ:2,000円~4,000円
パーカー&トレーナー:3,300円~6,100円
スマホケース:1,500円~3,200円
レギンス:5,000円~8,800円
バッグ:2,400円~ 6,000円
価格設定のヒント価格は端数を丸めた切りの良い数字(2,000円など)でわかりやすく表記しましょう。
デザインや商品説明の作成、コンセプトの考案などに費やした時間の労力も、商品価格に反映させましょう、優れた商品を生み出すために投資をしたのなら、その分価格を高めに設定します。
さて、ここまではオンデマンド印刷の仕組みとオリジナル商品の作成、価格設定について説明しています。
ネットショップのデザインは、あなた自身の感性を大切にして最適なものを選びましょう。
ただし、ショップのメイン要素は「商品」です。商品の魅力が引き立つようなデザインにすることで、実際に購入できる確率も高くなります。
ネットショップを開設したら、サイトの操作性を確認し、顧客が円滑にショップの閲覧ができる顧客目線に立って検証しておくことが大切です。
ネットショップをオンライン上で公開する前に、友人からフィードバックをもらったり、自分自身で必ずテストをしています。
サイトを公開したら、SNSを活用してブランディングを高めましょう。
SNSマーケティングでできること、学ぶべきことは山ほどあります。管理だけに時間を取られているショップの売上や認知度の向上といった重要なポイントから軌道がそれてしまう可能性があります。ターゲットとユーザー層が日々使用しているSNSを把握、それに特化した戦略を実施することが重要です。
ショップでセールを行うことだけがマーケティングではありません。
ネットビジネスをはじめたばかりの場合は、これらすべての項目を一度に行うのは無謀かもしれません。
まずは商品説明を書く、セオ対策を行うなど、ショップの売上に長期的に貢献するものからはじめると良いでしょう。
基本的なマーケティング施策を一通り終えた、広告の出稿やセールの実施など次のステップに進みましょう。
「注文毎に生産するので無駄がない」というオンデマンド印刷の利点を伝えるために、「環境に優しい製品」であることをアピールする。
「5,000円以上の購入」のように、注文金額の合計が一定に達したら無料配送を提供すること。
商品ラインナップに低価格と高価格商品の両方を用意する。
今回のブログはもう終盤ですが、オーナー、そしてクリエイターとして収益を得るための道はここからが本番です!オンデマンド印刷サービスについてや商品選定のコツ、デザインの作成、価格設定、マーケティングまで、オンデマンド印刷を活用した収益方法について解説しました。
ネットショップをはじめる準備はできましたか?すぐ Wix でネットショップをはじめるし、あなただけのオリジナル商品を販売しましょう
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