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Chris Atkinson

CES 2023 3日目のまとめ: 主要テーマ、統計データ

初日 初日CES2023で展示される新しい車載体験のいくつかについて書いた。 2日目はを分析した。長い1週間が終わろうとしている今、この記事では、今回のCESイベントが主要なトレンドという点でどのような位置づけにあるのか、そしてそれが業界にとって何を意味するのかについてまとめる。

CES 2023の最大のトレンドは?

SBD Automotiveの視察チームはCES 2023の期間中、75社からの180以上の発表を追跡し、イネーブラーおよびエクスペリエンスに分類、さらに個々のトレンド毎にサブ分類しました。


過去6年間を振り返ると、CES 2023では、2020年と2021年の主要テーマのいくつかが継続されました。自動運転、ADAS、コネクテッドカーなどの分野は依然として多くの発表があったものの、CESでの注目度は引き続き下降傾向にあり、EVやSDVなどの分野は引き続き上昇傾向にあります。


CES 2023で最も注目を集めた企業は?

先週1週間のTwitterの#メンションを追跡し、どの企業への関心度が発表後に最も大きく上昇したかをプロットしてみました。Stellantisのような企業がより多くの新ソリューションやコンセプトを発表したことは間違いありませんが、BMWは(ターミネーターをステージに登場させるなど)マーケティングを多用し、ソーシャルメディア上でより多くの注目を集めました。技術系では、NVIDIAとPanasonicが、自動車と非自動車の両方の分野で発表を行い、Twitter界を席巻しました。


どの程度市場発表に近かったのか?

SBD Automotiveでは、6年間のOEMの発表内容から、それらのうちどの程度が現在市場に投入されているのかを分析しました。OEMが発表したソリューションや製品のうち約30%が市場に出ていることが明らかになりました。ただし近年は、OEMがより近い将来のソリューションに重点を移しているため、その割合は増加しています。

今年のCESでは、OEMとサプライヤーの両方において、実用主義へ新たな一歩を踏み出していることが確認されました。発表された製品のほぼ70%が、生産可能な状態か、すでに発売されています。


今後の展望

過去5年間は、CESに出展する自動車メーカー各社にとって「Dream Big」の時代であり、奇抜なコンセプトが話題を集めました。これからの5年間は、消費者に約束した最先端の体験を実現するための「実行」の時代となるでしょう。

この間、OEM とそのパートナーは、組織の変革、新たなプラットフォームの共同展開、ビジネスモデルの転換に忙殺されることになります。このためCESはイベントとしては盛り上がりに欠けることになりかねませんが、華々しい発表がないからといって進歩がないと考えるのは間違いです。事実、自動車エコシステムに関わるすべての企業にとって、決定的な時期に突入しているのです。


SBD AutomotiveではCES 2023 サマリーレポートを近日発行予定です。無料配布を希望される場合は、下記よりお申し込みください。また並行して、すべての発表内容について100ページ以上のスライドで分析し、画像や動画を盛り込んだ優勝版フルレポートも近く発行予定です。レポートに関するお問い合わせは SBD Automotiveジャパン (postbox@sbdautomotive.com) にて承っております。



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